お葬式のお花とは?供花のマナーと生花祭壇
「お世話になった方のお葬式に、お花を贈りたい。でも、どんなマナーがあるのかわからない」。そんな戸惑いを感じたことはないでしょうか。
一方で、ご家族を見送る立場になったとき、「せめて故人が好きだったお花で送ってあげたい」と考える方も少なくありません。
お葬式のお花には、贈る人や飾る場所によっていくつかの種類があり、それぞれに意味や心配りがあります。この記事では、お葬式で使われるお花の種類と供花を贈るときのマナー、そして故人らしさを表す生花祭壇についてご紹介します。
葬儀社歴 30年
千葉県を中心に感謝を伝える最期のお別れのお手伝いをしています
保有資格
- 厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
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所属団体
- 船橋東ロータリークラブ 第47代会長
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- 公益社団法人船橋青年会議所 監事
- 公益社団法人船橋青年会議所OB会 総事務局長
- 公益社団法人日本青年会議所冠婚葬祭部会 顧問
- JAPAN JUNIOR MANEGMENT 第10代会長
お葬式で使われるお花の種類

お葬式のお花と一口にいっても、飾る場所や贈る人によって、いくつかの種類があります。まずは代表的なものを見ていきましょう。
供花
供花は、故人の冥福を祈り、霊を慰めるために贈るお花です。「きょうか」または「くげ」と読みます。
祭壇の両脇や周りに飾られ、親族や友人、会社関係の方などから贈られます。数えるときは「一基(いっき)」、2つで1組のものは「一対(いっつい)」と数えます。贈り方のマナーについては、次の章で詳しくご紹介します。
枕花
枕花は、ご逝去後、安置された故人の枕元に飾るお花です。
訃報を受けてすぐに贈るものなので、ごく近しい親族や、特に親しかった方から贈られることが多くあります。お通夜や告別式で飾る供花とは違い、小ぶりで控えめな籠花が一般的です。
生花祭壇
生花祭壇は、たくさんのお花を使って、祭壇そのものをつくり上げるものです。
伝統的な白木の祭壇に代わって、近年選ばれることが増えています。故人の好きな色や花でデザインできることから、「その人らしさ」を表せる祭壇として注目されています。詳しくは後ほどご紹介します。
別れ花
別れ花は、出棺の前に、参列者が棺の中にお花を手向けることをいいます。「お花入れ」とも呼ばれます。
祭壇や供花に使われていたお花を摘み取り、故人のお顔の周りや体の上にそっと添えていきます。故人に直接触れられる最後の時間でもあり、多くの方にとって心に残るお別れの場面です。
花輪
花輪は、葬儀会場の入り口や外に飾られる、大きな輪の形をした飾りです。造花でつくられることが多く、贈り主の名前が大きく掲げられます。
かつては多く見られましたが、近年は会場の都合や家族葬の広がりから、花輪を飾らないお葬式も増えています。
供花を贈るときのマナー

誰が、どんな名義で贈るのか
供花は、故人と縁のあった方が、弔意を表すために贈ります。主に次のような名義で贈られます。
- 親族:「子供一同」「孫一同」「兄弟一同」など、まとめて贈ることが多い
- 友人・知人:個人名のほか、「友人一同」として連名で贈ることもある
- 会社関係:故人や遺族の勤務先、取引先などが、会社名で贈る
親族で贈る場合は、誰の名義でどのように贈るか、事前に相談しておくとよいでしょう。
手配の方法と贈るタイミング
供花を贈るときは、まず遺族の意向を確認することが大切です。家族葬などでは、供花を辞退されている場合もあるためです。
手配は、お葬式を担当している葬儀社に依頼するのが一般的です。会場全体の統一感を保つため、外部からの持ち込みを受け付けず、担当の葬儀社を通しての手配をお願いしている会場も少なくありません。葬儀社がわからない場合は、遺族や会場に問い合わせてみましょう。
贈るタイミングは、お通夜に間に合うよう、できるだけ早めに手配するのが基本です。受付の締め切りは葬儀社や会場によって異なるため、注文の際に確認しておくと安心です。
札名の書き方
供花には、贈り主の名前を書いた「札」を立てます。書き方の基本は次のとおりです。
- 個人で贈る場合:氏名をフルネームで書く
- 会社で贈る場合:会社名と代表者名を書く。部署で贈る場合は、会社名と部署名を書く
- 連名で贈る場合:目上の方から順に書く。人数が多い場合は「〇〇一同」とまとめる
札名は会場で多くの方の目に触れるため、漢字の間違いがないよう、注文の際にしっかり確認しましょう。
宗教・宗派による花の違い
供花に使うお花は、宗教によって違いがあります。
- 仏式:白を基調に、菊や百合、蘭などを使うことが多い
- 神式:仏式と同じく白を基調にしたお花を使うことが多い
- キリスト教式:百合やカーネーションなどの洋花が中心。スタンド型の供花ではなく、籠花やアレンジメントにすることが多い
ただし、宗派や地域、会場によっても考え方は異なります。迷ったときは、担当の葬儀社に相談するのが確実です。
家族葬で供花を辞退された場合
家族葬などで、遺族が供花を辞退されている場合は、その意向に従いましょう。善意からであっても、辞退されているのに贈ると、遺族にお返しなどの負担をかけてしまうことがあります。
気持ちを伝えたい場合は、お葬式が落ち着いた頃に改めて弔問したり、お悔やみの手紙を送ったりする方法もあります。
お葬式のお花の色と選び方

白を基調にすることが多い理由
お葬式のお花は、白を基調にすることが多くあります。白には清らかさや、故人を静かに偲ぶ気持ちが込められているとされ、宗教を問わず使いやすい色でもあります。
白を中心に、淡い紫や黄色、薄いピンクなどを差し色として加えるのが、昔からよく見られる組み合わせです。
避けたほうがよいとされる花
お葬式のお花では、一般的に次のような花は避けたほうがよいとされています。
- バラなど、トゲのある花
- 香りが強すぎる花
- 毒のある花
- 色が派手すぎる花
ただし、こうした決まりごとは地域や宗派によって異なり、故人の希望によって取り入れることもあります。気になる場合は、葬儀社に相談してみましょう。
最近は故人の好きな色を取り入れることも
最近では、決まりごとにとらわれすぎず、故人の好きだった色や花を取り入れたお葬式も増えています。
「母はピンクの花が好きだった」「父が大切に育てていた花を飾ってあげたい」。そうしたご家族の思いを形にできるのも、お花ならではのよさです。こうした「故人らしさ」をいちばん表現しやすいのが、次にご紹介する生花祭壇です。
故人らしさを表す「生花祭壇」とは

白木祭壇との違い
お葬式の祭壇には、大きく分けて「白木祭壇」と「生花祭壇」があります。
白木祭壇は、白木と呼ばれる木材でつくられた、伝統的な祭壇です。厳かで格式のある雰囲気があり、長く日本のお葬式で使われてきました。
一方、生花祭壇は、お花を使って祭壇全体をデザインするものです。お花の種類や色、配置を自由に組み合わせられるため、一つとして同じものはありません。どちらが良い・悪いということではなく、故人やご家族の思いに合った形を選ぶことが大切です。
生花祭壇が選ばれている理由
生花祭壇が選ばれている理由には、次のようなものがあります。
宗教を問わず取り入れやすい
お花は、仏式・神式・キリスト教式・無宗教のお葬式など、さまざまな形式のお葬式に取り入れやすいのが特徴です。
故人の好きな色や花でデザインできる
故人が好きだった色や花、季節の花などを使って、その人らしい祭壇をつくることができます。
会場がやわらかな雰囲気になる
たくさんのお花に囲まれた会場は、明るくやわらかな雰囲気になります。「温かい雰囲気で送ってあげたい」と考えるご家族に選ばれています。
祭壇のお花を別れ花として手向けられる
祭壇に使われたお花を、出棺前の別れ花として棺に納められることもあります。故人を囲んでいたお花で最後のお別れができるのも、生花祭壇ならではです。
セレブ葬儀社のオリジナル生花祭壇

故人の好きな色や花でつくるアレンジ
セレブ葬儀社では、供花のご手配はもちろん、故人のためだけのオリジナル生花祭壇のご提案に力を入れています。
お打ち合わせでは、故人が好きだった色や花、趣味や人柄、ご家族との思い出などを丁寧にお聞きします。そのうえで、一つひとつのお花の種類や色、配置をデザインしていきます。
たとえば、好きだった花を祭壇の中心に据える、思い出の季節の花でまとめる、故人らしい色で全体を彩る。お花の選び方ひとつで、祭壇はその人だけのものになります。
故人の人生をかたどった完全オリジナルの祭壇も
セレブ葬儀社では、これまでに、故人の人生そのものをお花で表現した完全オリジナルの祭壇も手がけてきました。
その一つが、故人が長年携わってこられた飲料ブランドをイメージした生花祭壇です。ブランドを象徴するさわやかなブルーと白の花で祭壇全体を彩り、故人が情熱を注いだお仕事の姿を、お花で表現しました。
会場に足を運ばれた方々が、祭壇を前に故人のお仕事や人柄に思いを馳せる。お花は、そんなふうに故人の人生を語る存在にもなります。
「こんなことはできるだろうか」と思うようなご希望でも、まずはお聞かせください。故人を思うご家族の気持ちを、お花で形にするお手伝いをいたします。
生花祭壇+αも対応可能!セレブのお葬式公式サイトもご覧ください。
生花祭壇のご相談の流れ
生花祭壇のご相談は、事前相談やお葬式のお打ち合わせの際に承っています。
故人が好きだったもの、大切にしていたこと、ご家族の思い出などを、どんなことでもお聞かせください。写真や思い出の品を見せていただくと、よりイメージを形にしやすくなります。
お花の量や種類によって、ご予算に合わせたご提案も可能です。「好きだった色を少し入れたい」といったご希望から、すべてをオリジナルでつくる祭壇まで、お気軽にご相談ください。
まとめ

お葬式のお花には、供花や枕花、生花祭壇、別れ花、花輪など、いくつかの種類があります。供花を贈るときは、遺族の意向を確認したうえで、担当の葬儀社に早めに依頼するのが基本です。宗教や地域によって決まりごとが異なる点にも気をつけましょう。
そしてお花は、マナーを守って贈るものであると同時に、故人らしさを表し、その人生を偲ぶことができるものでもあります。大切な方を見送るとき、どんなお花で送ってあげたいか、少し思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。
故人らしいお花で見送りたい方は、まずは事前相談を
「好きだった花で送ってあげたい」「こんな祭壇はできるだろうか」。そんな思いがあれば、ぜひセレブ葬儀社の事前相談でお聞かせください。
まだ何も決まっていない段階でも大丈夫です。好きだった色や花を伝えておいていただくだけでも、いざという時に、故人らしいお見送りの準備を整えることができます。
会員登録をしていただくと、事前相談やいざという時の手続きもスムーズです。故人を思う気持ちを、お花で形にするお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。






